産業メンタルヘルス人材を育成 ―EAP入門講習5名が修了―

企業のメンタルヘルス対策や健康経営を進めるうえで、「個人支援をどのように組織支援へつなげるか」は重要な課題です。株式会社EAPサポート喜び(大阪府大阪市都島区、代表:中井裕規)は、2026年6月21日(日)に国際EAP協会認定資格講座「EAP入門講習」をオンラインで実施し、新たに5名の修了者が誕生しました。受講者には、産業医、社会保険労務士、キャリアコンサルタント、精神保健福祉士、国際コーチング連盟ICF認定コーチなど多様な専門職が含まれており、産業メンタルヘルスとEAPへの関心の広がりが見られました。次回は2026年8月16日(日)に開催予定です。

背景:なぜ今、この取り組みが必要なのか

企業では、離職防止、人材定着、生産性向上、健康経営の観点から、メンタルヘルス対策の重要性が高まっています。厚生労働省の令和6年「労働安全衛生調査(実態調査)」では、現在の仕事や職業生活において強い不安、悩み、ストレスを感じる労働者の割合は68.3%とされています。

また、厚生労働省が公表した令和6年度「過労死等の労災補償状況」では、精神障害に関する労災請求件数は3,780件、支給決定件数は1,056件と報告されています。職場のメンタルヘルス課題は、個別対応だけでなく、組織全体で予防と支援の仕組みを整える段階に入っています。

さらに、2025年5月に公布された改正労働安全衛生法により、労働者数50人未満の事業場にもストレスチェックの実施が義務化され、厚生労働省は令和10年4月1日からの義務化を案内しています。今後は、規模の小さい企業においても、産業保健やメンタルヘルス対策の実務理解が一層求められます。

こうした背景の中で重要になるのが、EAP(従業員支援プログラム)の視点です。EAPは、従業員の相談対応だけでなく、人事、管理職、産業保健スタッフ、外部専門家が連携し、個人支援と組織支援をつなぐ考え方です。今回のEAP入門講習では、産業メンタルヘルスの実践に関わる多様な専門職が参加し、EAPの基礎と現場での活かし方を学びました。

本件のポイント(専門家による3つの視点)

  1. EAPは「個人支援」と「組織支援」をつなぐ視点である

受講者からは、「EAPは個人と組織の両方を支援できることを知った」「EAPはメンタル対応以外も提供できるとわかった」といった声が寄せられました。メンタルヘルス不調を本人だけの問題として扱うのではなく、職場環境、上司の関わり、人事制度、組織文化との関係で捉えることが、離職防止や職場改善につながります。

  1. 多職種連携の共通言語としてEAPが求められている

今回の受講者には、産業医、社労士、キャリアコンサルタント、精神保健福祉士、ICF認定コーチなど、異なる専門性を持つ方が参加しました。産業メンタルヘルスの現場では、一つの専門職だけで課題を解決することは困難です。EAPの基本を共有することで、それぞれの専門性をつなぎ、企業支援をより実践的に進めることができます。

  1. 学びのニーズは「知識」から「実務への接続」へ広がっている

アンケートでは、「自身の強みを活かせそうな領域だと知れた」「自分の専門領域を作り、つなぐ力をつけたいと思った」「EAPの活動内容と求められることがわかった」といった回答が見られました。EAPを学ぶ意義は、単に知識を増やすことではありません。自分の専門性や経験を、企業や働く人への支援にどう結びつけるかを考えることにあります。

株式会社EAPサポート喜びでは、EAP、産業保健、メンタルヘルス、両立支援、研修の知見をもとに、企業の課題に応じた支援と、支援職の実務力向上に取り組んでいます。

詳細情報

講座名
国際EAP協会 認定資格講座
EAP入門講習

実施日
2026年6月21日(日)

開催形式
オンライン

修了者数
5名

今回の主な受講者
・産業医
・社会保険労務士
・キャリアコンサルタント
・精神保健福祉士
・国際コーチング連盟ICF認定コーチ

受講者アンケートから見えた主な傾向
・産業メンタルヘルスへの理解を深めたいというニーズがある
・自身の資格や職業経験をEAPとどう結びつけるかを模索している
・EAPコンサル手法、個別ケーススタディ、専門業務の具体的実務への関心が高い
・専門職同士のネットワークや情報交換の場への期待がある
・中井に直接質問、相談できる定期的な場への関心も見られた

セミナー内容に対する満足度
・満足:4名
・やや満足:1名
・満足以上:100%

受講者の声(一部・匿名加工済み)
・自身の強みを活かせそうな領域だと知れたことが、一番の収穫でした。
・自分の専門領域をしっかり作って、つなぐ力をつけたほうがいいと感じました。
・EAPは、個人と組織の両方を支援できることを知りました。
・EAPは、メンタル対応以外にも提供できることがわかりました。
・EAPの活動内容と求められることがわかりました。
・それぞれの得意分野をつなぐ役割という言葉が印象に残りました。
・働きやすい組織構築や、ワークエンゲージメント、ウェルビーイングを具体的に進めたい人に勧めたいです。
・人事担当者、労働組合役員、社労士にも勧めたい内容だと感じました。

次回開催
2026年8月16日(日)

詳細・お申し込み
https://eap-yorokobi-20260816.peatix.com/

よくある質問(Q&A)

Q1. EAP入門講習は、どのような人に向いていますか?
A. 人事労務担当者、産業保健スタッフ、産業医、社労士、キャリアコンサルタント、心理職、精神保健福祉士、コーチなど、働く人と組織の支援に関わる方に適しています。特に、個人支援だけでなく、組織支援や職場改善にも関心がある方に有益です。

Q2. EAPを学ぶことは、企業にどのようなメリットがありますか?
A. EAPを理解することで、従業員の相談対応を単発で終わらせず、人事、管理職、産業保健、外部専門家との連携につなげやすくなります。結果として、離職防止、人材定着、生産性向上、健康経営の推進に役立ちます。

今後の展望・代表メッセージ

株式会社EAPサポート喜びは、EAPを単なる相談窓口ではなく、働く人と組織をつなぐ実践知として広げていきたいと考えています。メンタルヘルス対策を本当に機能させるためには、不調者対応だけでなく、管理職支援、職場環境改善、多職種連携、両立支援まで含めた視点が必要です。

代表の中井裕規は、今回の講習について次のように述べています。

「今回の受講者には、産業医、社労士、キャリアコンサルタント、精神保健福祉士、コーチなど、多様な専門性を持つ方が集まりました。これは、EAPが一部の専門家だけのものではなく、職場支援に関わる多くの実務者に必要とされていることの表れだと感じています。今後も、学んで終わりではなく、現場で活かせる形でEAPの学びを届けていきたいと考えています。」

今後も当社は、EAP、産業保健、メンタルヘルス、両立支援、研修を通じて、人が辞めない、育つ、活躍できる職場づくりに貢献してまいります。

4. 誘導(固定リンク)

【お問い合わせ】
https://eap-yorokobi.jp/contact/

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